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バレーリーのバルフィ「Bareilly Ki Barfi」

出典:IMDb
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「Bareilly Ki Barfi」2017年 ヒンディ

邦題:バレーリーのバルフィ
監督:アシュヴィニー・アイヤール・ティワーリー
出演:アーユシュマーン・クラーナー/クリティ・サノーン/ラージクマール・ラーオ/パンカジ・トリパーティー
IMDb:https://www.imdb.com/title/tt6967980/
Wiki:https://en.wikipedia.org/wiki/Bareilly_Ki_Barfi

あらすじ

 バレーリーのお菓子屋の娘ビッティ(クリティ・サノーン)は、何回お見合いしても断られてしまう女の子。タバコは吸うしお酒は飲むしバージンじゃない、そんな自分を受け入れてくれる男性と結婚したいビッティは、自分のことを隠さない。パパはそんな娘を理解してくれるけれど、ママからはいつも結婚の圧力をかけられている。ついに彼女は自分がいないほうが良いんだと家出をしてしまうのだった。しかし列車に乗る前にたまたま売店で買った本「バレーリーのバルフィ」を読んで、彼女はすぐに家に舞い戻る。なぜならその本に登場する女の子は、まるで自分そっくり。この作者はきっと自分そのままを受け入れて愛してくれる人だと考えたビッティは、バレーリーで著者探しを始めるのだった。
 実はその本を書いたのは同じバレーリーに住む印刷所の青年チラーグ(アーユシュマーン・クラーナー)だった。しかし彼は元カノの思い出を綴った本が彼女に迷惑をかけることを恐れて、自分の名前を出さずに友人ヴィドロヒー(ラジクマール・ラーオ)に著者を名乗らせていた。ヴィドロヒーは本を出したことがバレたら親に怒られると家出してしまい、今はバレーリーにいない。チラーグは誤魔化すために、ビッティからの手紙を著者に届けるとウソをつき、返事を自分で書くのだった。手紙のやりとりをするうちに2人は仲良くなり、チラーグは本当にビッティを愛するようになる。しかしビッティが会いたいのは著者のヴィドロヒー。チラーグはヴィドロヒーを探し出し、気弱な彼を脅してビッティが「著者ヴィドロヒー」を嫌いになるよう演技させようとする。しかしその思惑は意外な展開を生み…。

感 想

 可愛くてのどかな映画だった~。しかしチラーグ、けっこう酷い奴だぞ、ヴィドロヒーに対してはwww 気弱で良い奴なのにー!チラーグは前カノが忘れられなくてグズグズした男だし、かなり身勝手だし、人格者とは言えない。でも彼は、もちろんポスターから見てもわかる通り、ハッピーエンドのお話なのでいろいろ変化していきます。ある意味等身大の普通の男の子。てかずるいよね、アーユシュマーンのあの睫毛びっしりのタレ目はw うっとりビッティを眺める彼の顔は憎めなくなるw

 ライトなタッチで描かれている映画だけど、ビッティの抱えてる問題は決して甘いものではないよね。結婚に際して求められる、男女の条件の違い。扱われ方。男は童貞じゃなくていいんかい!!!って言いたくなりますね。だって童貞じゃないってことは、どこかに相手をした女性がいるわけじゃないですか。理不尽極まりない~。そしてくだらない。ビッティが譲らない部分、それは本当に大事なこと。そのままの自分を愛してくれる相手を見つけたい、それは男女両方同じことなのにね。

 そしてこの作品でめちゃくちゃ良い味出してるのはラージクマール・ラーオ。ほんと彼は上手いよねw どこかすっとぼけた顔してるんだけどwww 今回も本当に良い。押し付けられた役どころに成りきっちゃうとことか面白かったwww

「Love taught me to be happy in other’s happiness」と考えるようになったチラーグくん。きっと2人は幸せになることでしょう。

トレーラー

視聴場所

■借り物DVD(英語字幕)

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