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燃えよスーリヤ!!「Mard Ko Dard Nahi Hota」

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「Mard Ko Dard Nahi Hota」2018年 ヒンディ

監督:バーサン・バーラー
出演:アビマニュ・ダサーニー/ラーディカー・マダン/グルシャン・デーバイヤー/マヘーシュ・マーンジュレーカル
IMDb:https://www.imdb.com/title/tt8055888/
Wiki:https://en.wikipedia.org/wiki/Mard_Ko_Dard_Nahi_Hota

あらすじ

先天性無痛症の少年スーリヤはいじめられっこだけれどめげない男の子。幼馴染の少女スプリはスーリヤの味方。お祖父ちゃん(マヘーシュ・マーンジュレーカル)の見せてくれるレンタルビデオのアクション映画が大好きなスーリヤは、なかでも「百人組手」をする片足の空手マン(グルシャン・デーバイヤー)に夢中になる。
 スプリの父親はアル中の暴力男で、いつも妻や娘を虐待していた。そんな中、スプリの父を屋上から突き飛ばすという事件を起こしてしまったスーリヤとスプリは引き離されてしまう。
 父親は怪我をしても気付かない彼の体を案じて箱入り状態で育てるが、カンフーマスターに憧れるスーリヤはこっそりと黙々特訓を積み続ける。
 大人になったスーリヤ(アビマニュ・ダサーニー)はある日誘拐されそうな人を救うが、その時に共に闘った通りすがりの激強女子。それはなんと幼馴染のスプリ(ラーディカー・マダン)だった。そしてスプリが道端の塀に貼っていたのはなんと、スーリヤが憧れる「百人組手」のカンフー男マニのカンフー教室のポスター。スーリヤは憧れの人に会えるのか?

感 想

 面白かったよwww 邦題見たらわかるとおり、思い切りB級映画なんですが。これ、ブルースリーとかジャッキーチェンとかに憧れて、あちょーー!ってまねっこした幼少期を持つ人にはたまらない映画なのかな?w バカバカしいのは好きじゃない人にはおすすめしないけど、私はそれなり面白かったw 
 痛みを感じないという症状は実際はかなり大変なことらしく…痛みを感じないというのは体を守ることが出来ないんですね。痛いから無意識にかばったり、よけたりするわけで。それを悲観的に描くのはまあ誰でも出来ることなわけですよね。重篤な病気をネタにする、と考えて不快な人もいらっしゃるかもしれない。でもねー、私はこのマイナスと考えられる身体を「痛くないから闘える!」って描くの、アリだと思ったんですね。
 映画はファンタジーでいいじゃないですか。そうじゃない映画も、そういう映画もあっていい。自分の持っているもの、力、それをとことんプラスにしていくスーリヤの明るいおバカパワー、それが面白くてHappyな映画だと思いました。

 スプリは同じように強いわけだけど、自分のパワーを自分の人生に活かせていない。大人になってしまったから、出来ないんですね。でも隔離されて育った脳内コドモのまま、みたいなスーリヤはそこをバーン!!!って突破していくわけです。
 それにしてもマニとボビーが1人2役って、言われないと気付かないwww そしてバーフバリで知られるプラバースの2020年日本公開の新作「Saaho」にドロドロの悪役で出てくるマヘーシュ・マーンジュレーカルさんが、とっても素敵なお祖父ちゃん役なのも見所です。

 まあいろいろ語ってもしょうがない、でもこの映画を観た帰り道に、誰もいない道路で「アチョー!!!」って30年ぶりにポーズしてみた大人がどこかにいたらいいなって思う映画でしたw

トレーラー

視聴場所

■2019年12月から日本公開中

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