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「Chekka Chivantha Vaanam」

出典:IMDb
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「Chekka Chivantha Vaanam」2018年 タミル

監督:マニ・ラトナム
出演:アルヴィンド・スワーミ/アルン・ヴィジャイ/シランバラサン/ヴィジャイ・セードゥパティ/プラカーシュ・ラージ
IMDb:https://www.imdb.com/title/tt7892050/
Wiki:https://en.wikipedia.org/wiki/Chekka_Chivantha_Vaanam

あらすじ

 ギャングのボスのセーナパティ(プラカーシュ・ラージ)は妻と共に寺院に向かう途中に偽の警察官の襲撃を受け、辛くも一命を取り留める。セーナパティには息子が3人おり、チェンナイを仕切る長男ヴァラダン(アルヴィンド・スワーミ)、ドバイの次男ティアグ(アルン・ヴィジャイ)、セルビアのエティ(シランバラサン)である。大学生を暴行したとして職務停止中の警察官ラスール(ヴィジャイ・セードゥパティ)はヴァラダンの幼馴染であり、ギャングと繋がっていた。
 セーナパティ襲撃の犯人と思われる男が売春宿で見つかり3兄弟は駆け付けるが、1人は逃走、もう1人は口封じのために殺されてしまう。
 兄弟たちは父のライバルであるチンナッパ・ダサンが襲撃したと考え、彼の娘婿を殺害する。ほどなくして3兄弟それぞれに殺し屋に襲われる。セナパティはチンナッパとの会合で、チンナッパが襲撃したのではないと知っていると語る。チンナッパの報復と思われたそれは、実は父セーナパティによるものだった。
 セーナパティは妻ラクシュミに息子のうちの誰かが犯人だと告げた翌朝遺体で発見される。心臓発作という検視結果だった。父の葬儀の日、ヴァラダンはドバイのティアグへの送金を停止し、セルビアのエティの新婚の妻はスナイパーに殺害される。そしてティアグとエティが共同戦線を張ろうとしている時にティアグの妻レヌが麻薬所持で逮捕されたという連絡が来るのだった。誰が裏で糸を引いているかわからないまま、疑心暗鬼の3兄弟の争いは激化していく。

感 想

 かなり好き。お互いに疑いあって破滅系w プラカーシュ・ラージおじさんがしょっぱなから渋くてカッコいい。3兄弟も良いけど、3兄弟それぞれの妻も良いし、おかんも良い。ティアグの妻レヌはちょっと疑問だけど。自分の名は穢れた!ってオコだったけど、そもそもアンタ、直接手を染めてなくてもマフィアの妻でしょうって言いたくなったw 闇世界の金で生きててそりゃねえよっていう感じ。しかしこんな気が休まらない家族大変だなww

 唯一家族じゃない登場人物がV・セードゥパティ演じる怪しい警察官ラスール。この妙に落ち着いていて3兄弟誰のことも怖がっている様子がなく、なおかつあっちに付いたりこっちに付いたりというコウモリのような男がだんだん浮かび上がってくる様がいい。

 しかし3兄弟がこうなるのも何となく理解。3人とも揃ってマフィアとしての器がパパほどじゃないんだな、たぶん。いやー面白かった。人気急上昇中のヴィジャイ・セートゥパティ、この人の「読めなさ」具合が最高だった。

トレーラー

視聴場所

■Hotstar:タミル版(英語字幕)

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