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「サーホー」感想ネタバレ編-1

 聖地新宿ピカデリーが一番近いけど、なるべく分散すべきか?と思って東京郊外の空いてそうな映画館で、サーホーしてきました!ひとりぼっち鑑賞は少し寂しかったけど、始まったら何もかも吹き飛んだ…。先行上映で観たのですが、あの時興奮で舞い上がりすぎて内容が頭から吹っ飛んでいたので、今回腰を据えて落ち着いて観ました。なおさらカッコ良くて死んだ…何事なんだねこれ…「カッコよくてセクシーなプラバースちゃん」がギュウギュウで、まともに呼吸出来るのは出てないシーンだけっていう酸欠状態。

 本当なら通い詰める予定でしたが、やはりそれは自粛しようとタオルを噛み締めて耐えるワタクシ…。なのでそのぶん気が狂ったように感想を述べまくりたい!!!
オープニングから順番に、ねっちねち感想述べまくりたいとおもいますっ!!!

以下、ネタバレ注意ですよ!

■オープニング
 もうね、最初の「UVcreations」のマーク出て「だーんだーんだーーーん!」で既に胸熱なわけですよ!だってプラバースちゃんちのプロダクションですからね!今回は「YOUNG REBEL STAR PRABHAAAAAS!」みたいないわゆるモニカーは出て来ない。ちいさーくPrabhasって出てくるだけなんですよね。それがまたこの映画には似合ってるなと思って、いいセンス!いいセンスだよおスジート!(何様だよ

■ムンバイ強盗事件
 ここはテレビのソープオペラに夢中な家族に悩まされるおじさんの目ん玉が飛び出ちゃうのかよ思ったw 非現実的なピタゴラスイッチ的犯罪だけど、せっかくフィクションなんだから楽しめばいいだけ!w

■密輸ギャング団のマニのアジト
 そしてついにプラバースちゃんの登場ううううう!もうね、ドリフトした車が停止する前に降りるとかカッコいいの極み極み極み極めすぎて死ぬうううう。あの足だけのショットで既に「超カッコいい奴降りてきた!!!」ってわかるじゃーん!?「ドライステイツ」って言わないでエロすぎるから…(なんで?)ウィスキーぐいっとやって、振り向くときにくいっと眉を上げる感じがね!ふぉわーーー!この人こんなにお色気満載だったっけ!?ってくらい色っぽい~!細身のチノパンにブルーのシャツという、いたって普通の衣装なのに、それがまた長い手足に似合ってるしねええ!
 可愛いお姉さんに話しかける声の甘さったら~悪い男~!かわいこちゃんは決して見逃さない!w 戦闘中なのにこの余裕のブチかましっぷりで、この男がどれだけ強いのかがすでにわかる。ふふふ…
 ここなんでダチョウや蛇やトラが出てくるのかと思ったら、実際にムンバイに禁止されてる動物を密輸入するギャングがいるんだそうで。なるほどなあと思いました。そういう事情知らなかった!
 そしてお肉屋さんゾーン(違うだろ)でのアクションもいい~。シュン!って襲う刃を白羽取りみたいに止めたときの横顔のカッコよさ!!!
 マッチョだらけゾーンの横スクロールアクションも良かったぁ!ちゃんとスポンサーのアストラルパイプスのパイプが武器として出てきたの笑ったwww あの手を引っ張って首元を抑えて地面にバアアアアン!って叩きつけるのとか、あああああテルグっぽーーーーーい!って嬉しくなったww プラバース作品でいつもお馴染みのサップリートさんが茶髪三つ編みで出てくるのも嬉しい!

■ロイグループ役員たち
 どいつもこいつも黒そうな感じ。「ロイの息子が到着しました」の日本語メモにはびっくりしたよね!のちにお箸でお寿司食べてたり、それお味噌汁!?みたいの出てきたり、日本ネタが出てくるの嬉しい~。スジート監督は若いし、日本の映画やアニメとかも知ってそうな気がしますよ…

■ヴィシュワク登場
 ヘリから降り立つヴィシュワク猛烈カッコいいっすね!今風の丈短めパンツにゴージャス毛皮、そのいで立ちに負けない迫力~。演じるアルン・ヴィジャイさん、いつもめちゃくちゃストイックに体鍛えてる…オフショットみると家族を大事にする優しいお兄さんという感じ。それにプラバースちゃんとはご縁があるんですよね。妹のスリデヴィ・ヴィジャイクマールちゃんはプラバースちゃんのデビュー作「Eeshwar」のヒロインですし。
 このシーンでの、イブラヒムとヴィシュワクの目線の感じ、全部を知ってみるとなかなか細かい演技してるのがわかります!あの鎖で繋がれた男3人が落ちていくのを、スゥーっと耳に手をあてて音だけで確かめるあたり、最高ですわね!ナイス冷酷!

■捜査官アショク登場
 もうねええええ、椅子に座ってあの長ーーーーいあんよを折りたたむだけで可愛いいいいい!同僚思い切り役立たず扱いするアショク君www 「I’m solo type」だよねえええええだって一人で十分だもおおん!アムリタちゃんの履歴書だけで語りまくるアショク君wwwどんな小さな証明写真でも可愛い子ちゃんは見逃さないwww最高ww
 そしてあの窓枠!!!!
 そう窓枠!!!
 あまりにも可愛い窓枠シーン!!!
ひょこっと出した顔があまりにもあまりにもあまりにもハンサムすぎない!?「ありえない、こんなハンサムありえない」って毎回卒倒しそうになるぅぅぅ!手をね、握るときに本当に嬉しそうにアムリタの手を見て自分の手を差し出す感じとか、ほんとに表情演技が可愛いの!そしてちょっと長身を傾けながら、うっとりアムリタの顔を見るとことかねえええええええ。「このシーンなに」ってなってるゴースワミとデイビッドも面白い! ここヒンディ版では「バックグラウンドスコアだよ」って説明してたような。列車が通り過ぎる時の光の反射を恋に落ちるシーンの演出にするとか、監督面白いことするよね!このアムリタからの、ゴースワミの襟つまみ、そして事件の状況説明の流れのプラバースちゃんの表情は本当に細かい演技で繋がってて、そこ毎回うっとり確認しちゃうね!
 
■アショクのオフィス
 そう、ここで大事な台詞「見えるものが真実とは限らない、アムリタ…Ji?」が来るんですが、もうほんとカッコ良すぎるから体傾けないで!?朝からビール飲みまくりのアショク君。このあたりからサッカーゲームの流れ、本当に上手くできてますよね。アムリタはいつも担当から外されていることをアショクはこの前のシーンで把握してる。しかしアムリタが無能ではないことも理解している。ここでデイビッドが偽の泥棒情報をチームに掴ませるのを、アムリタに邪魔されたら困るわけですよね。女性ゆえに歯がゆい思いをしてるアムリタをカッとさせるには、「ああ、ああ、これは女の子の遊びじゃないから」って挑発するのがいいわけですよ。結果アムリタはしなかったであろうゲームをすることになる。このときのアショクの表情に感じる意味深な部分、それは2回目に観たときは腑に落ちるわけだよね!

■謎の男ジャイ登場
 やたら近未来チックなお部屋で登場するジャイ。ニールさんイケメンんん!ここの見どころはなんといっても「回転」でしょう。何か所かにこの「回転」という演出が出てくるんですが、まさにひっくり返すと別の姿が見える騙し絵。

■ロイグループ役員会
 ここはヴィシュワクの独壇場、もうプリンスおじさんが可哀想すぎるwwwスーツださいよ?アクセサリーも超ダサいよ?しかし、そこまでバッサリ言わなくても、ヴィシュワク君たらwwww プリンスおじさんもう明日から何を着ていいか毎回クローゼットで悩んだと思うw

■ヴィシュワク襲撃
 ここは結構カッとしやすいヴィシュワクの性格が出てますね。そしてイブラヒムの冷静さと、この2人の持つ秘密が匂ってきますな!ロイのように考えろ、と。ここテルグ版はロイの息子らしく考えろってなってません?ちょっと確認しよう…

■ソファァァァァァ!!!
 ここでもアショク君のアムリタを見る表情は意味深ですね!分析官としては優秀なわけです、アムリタ。彼女をどう扱うか、というのをじっくり見てる感じですね、アショク、いやサーホ君は。あのスケッチブックのシーンたらねええええ!?ソファに横になって見上げるお顔がっっっ!あまりに可愛くてね!どうしようね!?どうもしないけどさ!ちょっとお顔がハンサムすぎて、ここ本当に精神が肉体から離脱しそうに… 

 ここ、ゴースワミは日本語字幕以上にひどいこと言われてますよねw ゴースワミの両親は彼が泥棒になるって知ってた、だから警察官にして彼を刑務所から遠ざけたってw

そしてこのあたりから謎の男ジャイの後ろに警察内通者がいることがわかってきます。コーヒーショップ「Victer」(これスポンサーのコーヒーメーカーw)にいる男のもとに駆け付けるチーム、しかしまんまと逃げられる。そこで男が頼んでいたコーヒーが登場。アショクという名前で頼んでいたのをごまかせたのは、まさにアショクがそこにいたからですよねw

■オフィスに戻ったチーム
 ここはもうねえーーー!後半にも繋がる大事な台詞が出てきますよねん!それも超可愛いいいいい!日本語字幕、そこストレートでしたね~。英語字幕だとアショクの台詞は
「Is something happening?」
「Something is defintely happening to me」
っていう非常にあいまいな感じなんですよねw
「どうかした…?」「俺どうにかなりそうなんだけど…?」みたいなwww
こんなこと至近距離であのどちゃくそハンサムに言われたらそりゃどうかするよおおおおおおおお!!!!!!!

■さいこさいやーーーーーん!
 ここは楽曲もさることながら、あのクラブの入り口っすね!もうわかりましたね!?(何が)あのクラブ入り口の金属探知機で、アムリタの腰にそっと手を当てて下がらせる、そのプラバースちゃんの「手」のお色気ですよおおおおおおお!!!!!

■シンデーの自宅
 このあたりから一気に緊張高まりますな!アショク君はただの捜査官ではないってことがぷんぷんしてきます!ロイグループの名が出てきたときの表情、ライターをカチン!と鳴らしたあの表情!くううううううカッコいいいいいい!ふざけたチャラい姿の今までのシーンとはうって変わった表情を見せます。その表情の美しいことったら!

■カールキーの追跡
 ここはもうお約束の「言われた通りにしないせいで窮地に陥るヒロイン」っていう設定ですな。定番でしょう、こういうのw そういうところがちょっと気になる人には気になるかもね。まあワタクシにとってはプラバースちゃんの投げ飛ばしーの蹴り飛ばしーのの華やかアクションがこのシーンのメインなので、ちょいイラっとしただけで済みます(おいおい)それにここのシーンで大事なのは「あそこには3つのチームがいた」というところなわけです。
「ムンバイ警察」
「狙われるの知っててヴィシュワクが派遣したブラックボックス保護スナイパー」
「サーホーの狙いどおり撒いた餌のブラックボックス狙ってるチーム」
ここ試験に出ますね!(出ない

■えにそにきゅん!
 ここはねええ…確かに描写が足りない!足りないんすよ…
 ここでワタクシのアムリタ考というのを書いてみますとですね?
 アムリタは明らかに「不器用ちゃん」だと思うんですね…。こんな美人に生まれてんだからブイブイ言わしてきたろーが!?って思っちゃいけません、フィクションなんで。アムリタはたぶん能力はある、真面目、熱心。しかし人の間でうまいこと自分をアピールしたりするのは苦手なわけで、なおかつ男社会の中でもがいてるわけですよね。人をどこか拒絶してる、という部分が説明だけで描写に割かれてる時間が無いのでそのあたり薄くなってしまってる気がします。それは対人スキルという意味で「対異性」もそうだと思うのよ…
 だって考えてみてよ?知り合ったばかりで好きになっちゃう、そんなのはよーくあるわけです。なにせ相手はプラバースちゃんですからね!?そら惚れます。ただアムリタちゃん、いきなり指輪あげちゃうんですよ、指輪!これちょっとびっくりしましたね。あげねえっすよね普通?こんなにすぐ。このまるで中2女子みたいな行動が、アムリタの心の弱さと幼さの象徴、なら納得できるんですよ私は。その後のストーリー的にアイテムとして欲しかったのか、それともこの恋愛スキルめちゃ低!って彼女の特徴を表現したかったのか、もしくは監督の女性理解の浅さなのか!?(すんませんねこの言い方)そんなアムーだからこそ、いとも簡単にサーホ君に手玉に取られた、と思ったんですよね。
 そう考えると、本当にサーホ君は「悪い男」ですよ?ふふふ…w たまらんな!全編通してこの2人の関係がそれぞれの心の中でどう変わっていったのか、についての想像はまた後に書くつもりです…。
 楽曲のエニソニは最高っす!とにかくプラバースちゃんにタキシードを着せた。もうそれだけで監督には座布団を5000億枚くらいあげたい!エニソニは素敵衣装満載のサーホーの中でも特におしゃんてぃ度高い!もうあの赤いスーツなんて正直プラバースちゃんじゃなきゃ着こなせないです!あの正面から歩いてくるとことかもーもーもーほんとヤバい。
 そしてこのあたりの萌えどころとしては、「えっぶりてぃんぐ うぃるび おうけい あむぅ」これほんとずるいわ、可愛すぎるわこれ。ごりごりのインド英語なんですけど、もう甘いバリトンの「アムゥ」で腰砕けでヘナヘナしますね!あとは作戦を説明するアショク君ですね!猛烈に!イケメンっぷりが輝いてます!下から見上げた美しいお顔で「ケース・クローズ!」…たまりませんな…

ここまで書きなぐってきましたが、2に続く予定…です!?

私がまだ理性を残しつつ書いた表向きまともな人ぶった感想はこちらです。

https://indonoeiga.com/%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%80%8csaaho%e3%80%8d/

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