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「Ala Vaikunthapurramuloo」

出典:IMDb
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「Ala Vaikunthapurramuloo」2020年 テルグ

監督:トリヴィクラム
出演:アッル・アルジュン/プージャ・ヘグデ/ムラリ・シャルマ/タッブー/スシャーント
IMDb:https://www.imdb.com/title/tt9537292/
Wiki:https://en.wikipedia.org/wiki/Ala_Vaikunthapurramuloo

あらすじ

 億万長者のラマチャンドラの孫息子と彼のドライバーを勤めるヴァルミキの息子が、同じ日に同じ病院で誕生する。しかしラマチャンドラ家の赤子が息をしていないことに気付き、責任に怯えるメイドを見たヴァルミキは、我が子とラマチャンドラの孫息子を取り替えてしまう。しかしベッドに寝かせたとたんにラマチャンドラ家の御曹司は息を吹きかえし、メイドは慌てて赤子を元に戻そうとする。しかし我が子が金持ちの家で育つことを望むヴァルミキはメイドと争いになり、突き飛ばしたメイドは病院の手すりから落下し昏睡状態となってしまう。子供の取替えを知っているのは今やヴァルミキだけとなってしまったのだった。


 そして20数年後。バントゥと名づけられたラマチャンドラ家の赤子は、ヴァルミキの家で元気な青年に育っていた。ことあるごとにバントゥに辛く当たるヴァルミキだが、自分の父と信じているバントゥは逆らわない。ヴァルミキは自分のウソが発覚するのをおそれ、勤め先である豪邸、ヴァイクンタプラム屋敷にバントゥが近づくのを拒み続けていた。そんなある日、バントゥは観光会社に入社、そこで美しいアムリアに出会う。アムリアはその会社の社長で、ラマチャンドラが孫ラジュ(本当はヴァルミキの息子)の結婚相手にと考えている女性だった。
 しかしとある出来事がきっかけで、バントゥは自分がラマチャンドラ家の子であることを知ってしまう。バントゥの選ぶ道とは…?

感 想

 いやー楽しかったよ!アッル・アルジュンの魅力とキャラクターがぴったりマッチ。サンクランティ公開にぴったりの、明るくて楽しいファミリー映画でした。ムラリさん演じるヴァルミキがほんとに酷いんだけどねw アクションもダンスもあり、楽曲もとても良い。随所に笑いどころたくさんで、テンポよくお話も進みます。ヴァルミキの子なのに王子として生きることになった子は名前がラジュ(王)、それに対するバントゥっていう名前、良くないんだね?どう良くないのかわからなかったので、知りたいな。
 ムラリさんはとことん酷い親父。いかにも小人物なキャラクターを本当に上手に演じてるなぁ。物語の本流は、事実を知ったバントゥが不仲な実の両親を見て仲良くさせたいと思ったり、ラマチャンドラ家の危機を救ったりと、パワフルな持ち味でみんなを幸せにしていくという部分。ちょっとお間抜けキャラのラジュも良い味出してます。彼の気持ちがどんなだったのか、もうちょっと観たかったね!悪役の癖設定もおかしかったww そういうとこもテルグ映画にありがち設定を笑えるネタにしてるのが面白いw


 お笑い担当脇役はおなじみのキショールさんやスニールさん、そしてみんな大好きブラフマーナンダムおじさんが病気から復帰してちょびっと出演していて嬉しかった~。登場シーンは大歓声でした…!
 バントゥがNTR.Jr他、大スターたちの名曲をどんどこ真似するシーンはみんな大爆笑してたね。半分もわからなかったのが残念~。それでも十分楽しかったよ。気になったとこをあげるとしたら、メイドさんが可哀想なのと、それぞれのお母さんたちが気の毒なこと。でもそれ以外はハッピーエンドが約束されたような映画なので、ストレスなしでした。
 とにかく音楽が良いし、ダンス上手のアルジュンの踊りも観られて嬉しかった~。英語字幕なのでいろいろ追いきれなかったけど、それでも楽しめます。楽しい映画っていいね~やっぱり。悲しみを主に描くことも出来る重い設定をぶっ飛んでるくらいの勢いで排除、とことん楽しく装飾して笑いに持っていく、そういうテルグらしい手法があるのがこの映画だと思います。

トレーラー

視聴場所

■Indoeiga.comの自主上映(池袋HUMAX)

■Netflixでも2020年3月3日現在、英語字幕で鑑賞可

Netflix
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