「Rangasthalam」2018年 テルグ
監督:スクマール
出演:ラーム・チャラン/サマンタ・アッキネーニ/ジャガパティ・バーブ
IMDb:https://www.imdb.com/title/tt7392212/
Wiki:https://en.wikipedia.org/wiki/Rangasthalam
あらすじ
ランガスタラム村に住む陽気で元気なチッティ(ラーム・チャラン)は難聴の青年。モーターで村の畑に水を巻く仕事で生計を立てる自称サウンドエンジニア。チッティは村の娘ラマラクシュミ(サマンタ・アッキネーニ)に一目惚れをするが、難聴を隠しているので誤解ばかりでなかなか仲良くなれない。ランガスタラム村の住人は貧しく、誰からも恐れられている地主ブーパティ(ジャガパティ・バーブ)の独裁状態だった。村人は高利の借金にあえいでおり、農民を守るはずの組合もブーパティの支配下にあり、機能するどころか悪辣の限りを尽くしていた。彼を恐れて誰も対立候補に立たず、選挙も意味を成さない。しかしあまりの圧政に、ドバイでの出稼ぎから帰ってきたチッティの兄クマールが、ついに選挙に出馬する決意をした。ブーパティを恐れ、選挙運動に手を貸してくれない村人たちを必死に説得してまわるチッティ達。それをブーパティが黙って許すはずもなかった。果たしてクマールは選挙に勝つことができるのか?チッティの恋の行方は?
感 想
観よう観ようと思っててやっと鑑賞。良かった!夢中になって観てしまった。全編砂埃が舞って日差しが照りつけるような絵柄で、その中で元気な田舎青年を演じるラーム・チャラン君が生き生き!美しい農村風景で踊られる、みんな大好きルンギだらけのダンスも堪能。
お坊ちゃまのチャラン君ですが、この腕っ節が強くて明るくて元気な田舎のチッティを本当にキュートに演じてました。サマンタも気が強い働き者のおねーちゃんっていうのがとても似合ってた。
耳が悪いことをまったく気にしていなかったチッティだけど、でもその事を人に言おうとしないのは実は裏返しの感情だろうなあ….。そのせいで悲劇を防ぐことが出来なくて、初めて自分の運命を呪うのが悲しい。事件をきっかけにチッティから無邪気さが無くなり大人になっちゃう感じとか切なくて。前半の、お兄ちゃんのお土産のサングラス大喜びするとことか可愛かったなぁ…
チッティvsブーパティの最後がちょっとあっけなくてもったいない。ジャガバブさんはまたしても超イケめてたw でも最後にもっと暴れて欲しかったwww
174分という大作ですが、そんなに長く感じなかったな~。でも時間の流れを入れ替えてるとこ、ちょっと解りづらかった。あと時間を割いてるとこと、簡単に済ませてるとこのバランスが謎。前半もうちょっと簡潔に、後半もっとじっくり描いて欲しかった気もする…。しかしチャラン君がとても良いので超おすすめ。
トレーラー
視聴場所
■AmazonPrime:テルグ版(英語字幕)
■Hotstar:マラヤーラム版(英語字幕)